ちょっと、おかしい、自分

私は、
男性の首筋に惹かれるのかもしれない。

そう言えば、
彼のことを好きだと気付いたのも、
彼の首筋だった。

今日、
届いた書類のことで、同僚から相談有り。
同僚は、
よきパパ、よき夫
って、感じの人で、
暇さえあれば、子供の話をする人。
私も負けずに、甥っ子自慢するので、
双方、自慢話がしたい時の、話し相手、である。

しかし、最近は、
忙しいところの、相談相手にもなりつつある。
彼は家庭を大事にする人だから、
無駄に残業しない。
今年は、色々あって、
これまでみたいに、おしゃべりも出来ず、
色々とこなしてくれているし、
私のよき理解者でもあるみたいな、と勝手の思いこんでおこう。

何かあれば、相談してくれるしね。
何かあれば、必ず耳に入れてくれる。

で、その同僚と、今日も届いた書類のことで相談されてて。

クールビズとかで
世の中は、開放的になりつつありますな。

だからといって、女性も開放的になりすぎてはいけないわと、
反省した次第。

その同僚は、今日はポロシャツを着ていた。
ボタンをひとつ開けて。
全然セクシーじゃなかったし、
もっとのり付けしたのを着ろやいって思うぐらいの、
だらしなめ、くたくただったと思う。

でも、
私のデスクの後ろの、せまい空間で、
立ち話だったから
彼の首筋がちょうど、私の目の高さだった。

普段見えないところだったからか、
目を引く目を引く、、、。

　おぉ、これっ、かぶりつきたい

思ってしまった。
決して口には出していない。

へんたい。
おかしい。
ちかん。
いじょう。

って、反省していたら。

そういえば、
彼のことを初めて意識したのも、首筋だったなぁって、
妙に、しみじみ。

あれも、夏の日、
だからクールビズ。

ノートパソコンに入力している彼の後ろから、
画面を見ながら、教えてもらっていたんだったっけ？

そのとき、彼の首筋に、

　がぶり

かぶりつきたかったんだったわ。

きゅうけつき？

でも、かぶりついたこと無し。

かぶりつきてぇ。

で、
同僚のことは、
これ以後考えないことにする。

イイ同僚でいたいもんねぇ。